優​し​く​な​り​た​い

by Pekopon

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1.
可能性を 一つずつ 潰して 今ここにいる 過ぎ去る日々を 繋ぎながら 帰ろう 心が壊れるなら 全てぼやかして 明日を塗り潰そう このまま最後まで 答えは見つけないで あぁ 優しくなれたら 強くなれたら 笑顔で このまま 一人で 死ねるのなら 夢のようで 叶わない願い 愛して欲しい 悲しみは遠くへ …………………………… 本当の意味での暗い歌を探している 誰の救いにもならない 奥行きのない言葉こそが真実 埋めるほどの価値のない孤独を 語るほどの意味のない思いを 形にする作業
2.
聞きたいことがあったのに あなたとはもう話せなくなった 大事な時にそばにいない 少しぐらいは役に立て 誰も私を責められない 変わらない罪悪感の中 お決まりの言葉に相槌をうち 外れたレールをただ見ている 思考を少しでも鈍らせるため 感覚を少しでも殺すために 渡り廊下を今日も歩き続けた 壁の向こうはもう思い出せない 本当だ 信じて欲しい 今も昔も 私は私 あなたは他人 頭ではわかっていても抱え切れなかった 他人が死んでも悲しくないが あなたが死ぬのは滑稽ですらある 言い訳を思いつくたび 実感が形を持って押し寄せてくる 可哀想なのはどっちだ 余裕が無いと優しくなれない 最低限のプライドも失った 分かるよな 伝わるはずだ あなたと私は同類だから 気色悪い 死ぬ時ぐらい 死ぬ時ぐらい役に立てよ 独り言が宙を舞う 比喩が通じないあなただから あなただから言うんだ 自虐にすらならない 浅ましい手段 タバコ臭い待合室で 名前が呼ばれるのを待ってる 苦しみも何も あなたはもう感じられないはずじゃなかったの 外は寒かったよ
3.
02:40
目を閉じれば 遠く 見えてくる 凍える街には 雪が 積もる 今年も 誰も 見えない 助けなど 来ない ・・・・・ 声が聴こえる 呼んでいる そばに居て 君の 首を絞める 続く方が 辛いから 僕は ゆっくりと 人生を
4.
Everlong 05:02
Hello I've waited here for you Everlong Tonight I throw myself into And out of the red, out of her head she sang Come down And waste away with me Down with me Slow how You wanted it to be I'm over my head, out of her head she sang And I wonder When I sing along with you If everything could ever feel this real forever If anything could ever be this good again The only thing I'll ever ask of you You've got to promise not to stop when I say when She sang Breathe out So I could breathe you in Hold you in And now I know you've always been Out of your head, out of my head I sang The only thing I'll ever ask of you You've got to promise not to stop when I say when She sang And I wonder If everything could ever feel this real forever If anything could ever be this good again The only thing I'll ever ask of you You've got to promise not to stop when I say when She sang
5.
ゆりかご 01:51
夏が終わる頃に 寂しさは誤魔化せるだろう こびりつく感触 拭いきれないあのひとときに 重ねてしまう 上辺だけの優しさで十分だったのに --------------- 高校生くらいになると 自分には何もないんだってことが何となく分かってくると思う でも人生は基本的にその先も続いていくわけだから どこかに属していないといけない その中で勝つとか負けるとかではなく 何か没頭できるものを見つけて 自分への自信を取り戻さないといけない Nirvanaを聞いて、 自分がやりたいのはこれだと思って 信じて バンドをやろうと思った やっている人が少ないであろうドラムを練習して、 実際組むことも出来たし それをそのまま想い出にして、 次に進んでいければ良かった きっとその時僕はある種、 属することは出来ていたのかもしれないけど 本とかに書いてあるような、 皆がよく言う「自分の居場所」って概念の本当の意味を理解出来ていなかったんだと思う 大学生だとか社会人になることで誰しもが時間をかけて身に着けていくべき何かを、完全に取りこぼしたまま時間が過ぎて行ってしまった 良い加減目覚めないと 歪んだギターは僕を一瞬だけ助けてくれるけど その先には何も無い 何か一つのことを生き甲斐にするのは 余りにも…!
6.
2022  03:45
そこに立っているだけなのに、溺れているみたい 目を凝らしてみても、全てがぼやけて見える 困ったら笑うようにはしているが、いずれ限界が来るんだろう 強がりが全てを飲み込んでいく 明るく振る舞うのも自分を守るため 余裕があるふりをするのも、何かしらの手段なのさ 伝わりづらいかな とりあえず、車を走らせて 好きな音楽を流して 限界まで息を止めて 意識をゆっくりとフェードアウトして 何か 何か もう少しで掴めそうな気がするんだ そして、自分のつまらない部分を直接砕いて壊せたら 反射する破片で指を切って 滴る血でまた絵を描く 滲ませて なぞるんだ その先に美しいものはあるのか 僕なんか 僕なんかにも 朧げな 誰にも渡したくない 焦げついた中身が 残っているのだろうか まぁ良いさ、 そうした馴れ合いを続けていくうちに いつのまにか一年が経ち、二年、三年と 気付けば死んでいるんだろう 後悔する暇もないくらいに 80年生きるとして、まともでいられるのはあと50年くらいか? 何もかもが恥ずかしくて仕方がないんだ タイマーが少しずつ進むたび 心が躍るような、死んでいくような 全て説明してほしい 何も選びたくない 選ばせないでほしい 人生は一度きり そんな言葉は呪いでしかない ただただ面倒だ 神経から腐っていってるような気がする ユーモアなんてクソほど役に立たない 唯一学んだのはそれだけ おやすみ 全てが終わった頃に起こしてくれ 何か起きるかも知れないという期待感 この感覚を… 勉強したから分かるけど、世の中の四割は年寄りらしい 多数派を優先するのは当然のこと それくらい流石に分かってる 我々は常に少数派 まだ若い まだ若いってことは 積み上げてきたものなんてないって事 これからの「未来」だなんてカタチのないモノ、言い訳にすらならない 利用されて然るべき あぁ、みんなで一斉にスイッチを切れたらいいのに 確証のないものに夢を預けて努力できるような余裕は、僕らの世代にはもうない 何かあるかもしれないという期待感 その感覚を…
7.
ギターを買った時、働き出す頃にはもうロックなんて聞かなくなってると思ってた 全ての物事には時間制限があるってことは分かっていたはずなのに あの時よりも更に依存してる 僕は負けたから 今も闘っている友人に歌って貰おうと思います 1.2.3.4! 何故だろう 同じような事ばかりが 胸を衝く 死にたい そんな風な歌を歌う君は 美しい 深刻さを拒むかの様な その語り口で 僕に説き続けてよ 人生を 空白を埋めることだけにしがみついてた数年 胸の奥に憑いた 感情の形を もう誰の言葉も聞きたくない 閉じ込められているんだ俺は こんな狭くて、暗い… 早く鍵を開けてくれ! 時間切れになる前に 息も出来なくなってきた ほっとかれたら死んじゃうぞ! くそ! 良い加減にしてくれよ! 怖いものなど何もない! 俺は 堂々と! 落ち込む権利を得た! 社会人になったのだから! YEAHHHH!!!!! 世代で括られるような歳ですら無くなった俺は 自殺を考えるのを辞められない 社会を映し出すのがポップカルチャーなら いったい俺の付け入る隙はどこにあるの 嘘偽りの無い自分の姿を投げ打ったとしてもこの体たらく こんなにも世の中からあぶれているっていうのに 何かを表現して 他人に受け入れられないと悩む権利すらない 乗り越えるべき壁ってなんなんですか? 夢を捨てて前を向いた奴の方が偉いんだろ そーいえばあの時漫画家を目指していた子達はどうなったのかな 全員マジメに働いてるのかな? 俺もだよ!クソ! 気を抜くと全てに白けてしまう 世界は広いし狭過ぎる 全てのツケを払わないと! そんな自分を好きにならないと!!! 冷静になる理由を探す この世の理不尽を叫ぶなんて余りにも時代遅れ 自尊心の保証には条件が要るんだぜ 知らなかったのか? いいぜ、かかってこいよ人生! 俺は逃げも隠れもしない 27歳になった! これが俺の 精一杯のポジティブなメッセージ いつまでだって続けてやる! こんな歌詞でも何度も推敲して俺は叫んでる! ヤケクソ以外に生きる理由はあるか!? そして俺は現実に戻る 境目をぐちゃぐちゃにして 10代の頃と変わらない 生きづらさに実態なんてないんだよ! クソ かかってこいよ人生 どんなに馬鹿馬鹿しくても コレが俺の全て
8.
明日までは 聴きたくないけど いつも僕らには… こうやって夜中に、誰もいない国道沿いを歩いていると 思考が整理できる気がして 何言ってるんだ、って思うかもしれないけれど 人の話を集中して聞く事ができない、僕みたいなタイプの人間には必要な時間だと思ってて 例えばこう、すごい勢いで飛ばしてるトラックの運転手さんの人生とかを勝手に想像したりしてみて とにかく、自分ってモノから意識を切り離そうとするわけ 細かいこだわりだとか、いろんなくだらないものの積み重ねで構成された自分のスタンスを一旦リセットしたくて… 朝になれば全部元に戻ってしまうんだろうってのは分かってるんだけど 今の自分だけはどこまでも冷静なんだって自己暗示を繰り返して 無条件でそれを受け入れるという時間と空間を作っておく 束の間の魔法が解けそうになったら 目を閉じて信号を渡ってみる 少しの間だけでも、他人に自分の命を預けてみることに意味があると思う 無事に渡り切れた時 神様はいるんだって思えるような気がする みんなある種の宗教に侵されている いつだって未来は僕らの手の中 何度だって言い聞かせるさ 生まれた場所で全てが決まる 俺はお前を信じない (目の前の人間を否定しようと 頭の中を引っ掻き回して 言葉を探すけど 自分との違いを明確に文章化することができない 向き合ったら負ける 対等なフリなんかするな 飲み込まれるだけなのは分かっているけど 立ち止まる勇気が持てない もしも立場が逆だったら? 分かりきった話さ 生まれた場所で全てが決まる 俺はお前を信じない)
9.
先生  02:50
信じる者が救われるなら 俺は一生救われないね 神様どうして こんな目に遭わせるの 都合のいい時にだけ持ち出してきて悪いけど あんまりなんじゃないの? こんなさぁ こんなのさぁ! 誰かのせいにする為に みんなにとってその誰かになる為に いつだってそこに居続けてくれたんじゃないの 引き受けてくれよ 今の俺をさ 答えてくれよ! あぁ、分かった 正直に言うよ 死にたいだとかそんな段階は過ぎた どうでも良いよ、本当のところ 取るに足らない人生だった もう理解したんだよ、全部 皮肉を言えるほど俺は世の中を知り得なかったし 語るに値する人間でもない 言いたいことも伝えたいことも何一つない 何となく叫びたくなる日が誰にでもあるだろ それが今日ってだけさ こんな人生どうでも良いなんてポーズを取ってないと もう立っていられないんだよ! 薬があれば (家族が必要なのは) 誰でも意識を投げ出せるんじゃないの!? (歳をとって孤独にならないため) 抜け出したい (この爺さんが) この何かから! (身をもって示している) なんとか言ってくれよ! (一人で生きるのが怖いんだ) 助けてくれよ! (あなたを愛する人間が一人もいないのも分かる) 先生! (僕もそちら側の人間だから) そうだろ? (先生!)
10.
兆し  05:24
孤独を数えてる いつしか 与える立場になる 兆しはそこにある いつでも 離れない言葉たち 例えば 愛の歌なら 届くの? 君へ そのまま 目を閉じていて 戸惑うだけならば 僕にもできるよ 何に怯えてるの? 答えて欲しいけど 信じて良いのだろうか 優しさには 限りがあると 教えて 一人では 自分を許せない どうして 僕たちだけが 違う世界に 取り残されてるような… (苦しくて眠れない夜があるなら 面倒でも中身を書き出すと良いぜ 余りにも下らなくて笑えてくるから どうにかなりそう…) 全てを忘れても 見失わないように 言葉を探してる いつも 側にいるから ・・・・・ 考えたって正解なんてある訳が無い 罪悪感を感じている時点で、それはもう自分が愛されてきたことの証明 正しい関係性であったことの裏返しと捉えるしかない 決められた結末に向け 自分なりの揺るぎない信仰を作り出して 疑うことをやめるんだ 「今が苦しいのも 過去を肯定するための過程にいるから」  何が事実かなんて 自分で決めてしまえば良い 話をすり替え続けることで、 ここまで折れずに立っていられたんじゃないか そしてたどり着いた今 生まれてきた意味だとか、 なんのために生きるだとか、 そんな下らない事は考えないくらいには大人になったつもりでいたけど でも現にこうして 親の介護だけを生きがいにしているような 自分の理解の範疇を超えた人達を目の当たりにすると 今まで自分が積み上げてきたこと、これからのこと、 拠り所にしてきたもの全てが揺らいで 自分の立っている場所がわからなくなる 単なる悲しい現実、日々過ぎ去っていく風景の一つとして捉える事は容易だけど、 この目の前にある光景こそが、本当の意味で誰かのために生きるということ、 真実の愛なんてものが仮に存在するのだとしたら、正にその答えのような気がして もがいている自分があまりにも幼稚に思えてくる 人生の終着点を考えた事はある? 誰しもが、これで良い このままで良いと思えるような着地点を探してもがいているはずで、 そしてそれが浅ましい行為なワケなんか決してなくて なのになぜだろう こんなにも虚しい瞬間が訪れるのは 自尊心に条件なんか無い いつか自分にも理解できる時が来ると信じて 優しさを散りばめて 日々を積み重ねていくしかない その先にあるはずの景色を信じて… 本当の意味での愛の歌を探している 誰の救いにもならない 奥行きのない言葉こそが真実 埋めるほどの価値のない孤独を 語るほどの意味のない思いを 形にする作業

credits

released December 8, 2022

All Music & Lyrics:吉村圭
Mixing & Masterring : くさだんご
Vo, Gt, Ba, Key, Dr : 吉村圭
Guest Vocals on Track 5:吉村晶
Guest Vocals on Track 7:因囚

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Pekopon Fukushima Prefecture, Japan

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